社会
社会と自分とのつながりを
多角的・多面的に
とらえていく力の育成
多角的・多面的に
とらえていく力の育成
社会科の特長
事象を読み解き、考える力を身につける
世の中を理解する視点は、生徒が疑問を持つことによって育まれます。例えばニュースについて議論したりクイズを出し合ったりするなど、時事問題への興味関心を引き出す工夫を行っています。歴史を学ぶ際にも教科書や資料を単に暗記するのではなく、史実を「自分ごと」として考える視点の育成に力を注いでいます。社会とのつながりを意識し、行動につなげる
普段口にしている食べ物や使っている文房具など、あらゆるものは原材料の生産から加工・輸送・販売など多くの人の手を介して国内外から私たちのもとに届けられます。世界中の多くのものや人が自分とつながっているという意識を持つことは、自分と社会を結びつける基本です。現在の政治や文化、様々な制度、慣習なども、過去から歴史の積み重ねを通してつくられてきたものです。同じように、いま起きていることは、未来に起こる出来事にもつながっていきます。このような認識の下、素材の提供や話し合いを通して、いまの自分の生活と社会とのつながりを多面的・多角的にとらえ、理解を深めます。そして自分の言動が相手にどのような影響を与えるかを考えるなど、トータルな視点で物事を考え、判断し、行動できるように、授業を工夫しています。ニュースレポート
興味を持ったニュースに対して、内容や関心を持った理由、どのようなことにつながるかなど、自分の言葉で発表します。他者に伝えることで表現力・理解力・思考力の向上につなげていきます。生徒同士の質疑応答も行い、自分では気づかなかった視点を知り、より広い視野で出来事をとらえるようになっていきます。高校生では、関心を持ったテーマを掘り下げながら、情報の真意を見極めて客観的なデータを示しながら、解決策の提案などのプレゼンテーションを行っています。これらの活動を通して、社会で求められている課題発見力や問題解決能力を身につけます。
興味を持ったニュースに対して、内容や関心を持った理由、どのようなことにつながるかなど、自分の言葉で発表します。他者に伝えることで表現力・理解力・思考力の向上につなげていきます。生徒同士の質疑応答も行い、自分では気づかなかった視点を知り、より広い視野で出来事をとらえるようになっていきます。高校生では、関心を持ったテーマを掘り下げながら、情報の真意を見極めて客観的なデータを示しながら、解決策の提案などのプレゼンテーションを行っています。これらの活動を通して、社会で求められている課題発見力や問題解決能力を身につけます。
昭和ソーシャルスタディーズ
中学生は、教科書の内容以外に知っておくと便利な社会科の知識を覚えます。たとえば日本の旧国名、世界の国名、日本の歴代総理大臣などです。定期的にテストを行って、知識の定着をはかります。
中学生は、教科書の内容以外に知っておくと便利な社会科の知識を覚えます。たとえば日本の旧国名、世界の国名、日本の歴代総理大臣などです。定期的にテストを行って、知識の定着をはかります。
反転授業(日本現代史)
予習用に制作したオリジナル動画で個々に予習し、授業では得た知識を元にグループワークなどを行い、思考や理解を深めます。受け身ではなく主体的に学習に取り組み、協働的な学び・思考力・表現力が育まれ、予習復習などの学習習慣の確立にも役立ちます。
定着確認クイズ
暗記科目として苦手意識を持たせないよう、クイズ番組形式で楽しみながら既習内容の確認をしています。早押しボタンや効果音も用いた本格的なもの。チーム対抗で問題作成も行うので自主的に集まって学習する姿も見られます。
学寮KJ法
高校生は、本物の記載台と投票箱を使って、実際の選挙と同じような設定で模擬投票を行います。衆議院議員選挙なら小選挙区選挙と比例代表選挙の両方を行うことで臨場
感を高め、実際に自分が選挙権を得て投票する場合に、どのような理由で投票するかを考えるきっかけとしています。
感を高め、実際に自分が選挙権を得て投票する場合に、どのような理由で投票するかを考えるきっかけとしています。
指導目標・内容
1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | ||
目標 | 知識・技能
情報活用 | 地理・歴史・公民に関わるデータ・資料を分析し特徴を読み取り自分の考えを表現できる | 各教科の内容を他の資料・地図・グラフ等と関連付けて考えることができる
歴史的、地理的、公民的視点で自分の意見をまとめることができる | ||||
思考力・表現力
社会的な 見方・考え方 | 現代社会の課題を見いだし、課題の解決のために様々な知識を関連づけて考えることができる
出来事の推移、変化、関係などに着目して相違点や共通性を見つけ、背景や因果関係などの視点を持って考えられる 自分との意見の相違について考えることができる | 1つのことがらを、根拠や背景・関係性などをからめてとらえることができる 多様な意見の違いについて、情報や考えを整理しつつ自分の考えを深めることができる 現代の世界の課題や人類の取り組みについて、SDGsの視点で考え、自分の意見を深めることができる | |||||
協働する力
主体性 | 話し合いや教え合いを通して、自分の考えと仲間の考えを比べ、話し合いを通じて新たな考えを持つことができる | 話し合いや教え合いの結果を生かして、難題を協働で解決したり、その根拠をお互いに説明したりできる | |||||
検証 | ニュース検定4級・3級
ソーシャルスタディ合格率70% | ニュース検定準2級・2級 |
先生からメッセージ
「本質をとらえる力を伸ばす 」
現代社会の諸課題を客観的・多面的に把握する 力や 、 発見した課題の解決に向けて行動に移せる力を社会科では身に着 け てほしいと考えています 。
現代社会は価値観が多様化しています 。 授業では自らの意見を構築できるだけでなく 、 他者や他の地域の人の意見を尊重できる姿勢を協働活動などを通 じ て「本質」に迫る力を育てています 。