数学

数学
論理的思考力と
探究心・計算力の育成
数学

数学科の特長

数学への興味関心がわいてくる授業

数学への興味関心を高めつつ、学力を向上させることを重視。公式や定理を「道具」として使いこなし、自分を表現できる力を身につけていきます。そして、単に問題を解いたり教科書を読んだりするだけでなく、問題の成り立ちを根本から考える授業で論理的思考力の向上を目指しています。

「わからない」は放置せず、「わかる」はさらに伸ばす

1~4年生まで習熟度別にクラス編成し、つまずかずに積み上げていくことができます。また、生徒同士の「教え合い」「学び合い」を積極的に取り入れています。わからなかった生徒は自分に近い視点から教わることで理解し、理解が進んだ生徒も教えることで、さらに理解が深まっていきます。

進学先、コースによる特性に対応

5年生からは、進学先によるクラス分けを行います。数Ⅲまで学ぶ理系クラス、数ⅡBまで学ぶ文系クラス、受験に数学が必要ないクラスに分かれて学びます。また、スーパーサイエンスコースでは、より緊密に理科教育と連携しつつ、理系大学に進学する生徒を強力にバックアップしていきます。
数学への興味関心がわいてくる授業わからないは放置せずわかるをさらに伸ばす
1年⽣の課題「多⾯体の制作」
1年生の課題「多面体の制作」
1年生の単元「空間図形」において平面上では理解に限界があるため、自分で立体作成にチャレンジします。図形を一方向からだけでなく、さまざまな角度から見る能力が身につきます。
授業ノート
授業用ノート
1年生を中心に、授業中のノートの取り方を指導。板書をそのまま写すのではなく、その授業を家で思い出せるように、先生の発言や要点などを「メモ」するように指導をしています。
チェックプリント
チェックプリント(確認テスト)
主に中等部を対象に、授業開始の5分程度で行います。1回1回の授業が単発のものにならないようにし、積み残しを防ぐ目的で、基本的な計算を中心に行っています。

電子黒板の活用

抽象的な数学をリアルにイメージできるように、電子黒板を活用。数式の数値を変えると、どのようにグラフが変化するかを視覚的に確認できるため、より深い理解を得ることができます。

週末プリント

主に中等部を対象に、その週に学んだことの復習として配布。模試対策として、授業では扱っていない内容も行うことがあります。週明けに答え合わせ・解き直しを行います。

単元テスト

各単元の終了後に、クラスごとに実施する確認テスト。基本的な問題を中心に出題し、授業内容の定着確認と積み残しや苦手分野の洗い出しを目的に行っています。

リトライテスト(再テスト)

主に中等部を対象に、単元テストの解き直しを目的として行います。積み残しを防ぐために解き直しをした上で、同じような問題を解くことにより、定着を図ります。

指導目標・内容


1年生2年生3年生4年生5年生6年生
目標基本的な学習習慣を身につける
基本的な計算力・論理的思考力を身につける
高校数学に対応できる学力を身につける
基本的な計算力に加え、外部模試などを活用し応用力を強化する
進路希望を実現できる学力を身につける
理系・文系を問わず、受験に対応できる力を身につける
学ぶ内容
中学の内容
(数研出版の検定教科書)
高校数学の先取り学習の実施
数学Ⅰ・A・Ⅱは全員必修
数学B・Ⅲは進路に応じて選択可
5・6年時には入試対策演習の授業を実施
施策
習熟度別クラス編成
確認プリント
週末プリント
単元テスト
リトライテスト
電子黒板活用
大学生チューターによる補講
夏休みの補講
授業内容+αの特別授業
外部模試(3年生から)
数学ソフトの活用
数検3級合格
外部模試の活用
外部模試の対策授業
大学受験対策授業
夏休みの補講
授業内容プラスαの特別授業
電子黒板の活用
数学ソフトの活用
単元テスト

先生からメッセージ

物事を解決していく論理的思考力を育てる。
数学というのは、ただ「計算ができます「」公式を覚えています」ではなく、公式や定理といった道具を使いこなす力、どのような過程を経て答えを導き出すかという論理的思考力が大切です。解き方がわからなくても諦めるのではなく、知る限りの公式や定理を使って解き、どこがダメなのかを考え、その思考過程を他者に伝える。そういう訓練を繰り返すことで、知識や与えられた条件を使いこなす力、思考力、伝達力が鍛えられ、実社会でも問題を解決する力となります。数学を通して身につけてほしいのはそういった力だと思います。
数学科教諭 杉山 拓也数学科教諭 杉山 拓也