総長のご挨拶
「キャリアとグローバル教育」
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校は
21世紀の日本と世界で活躍する女性を育てます。
学校法人 昭和女子大学理事長・総長
坂東 眞理子
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校は
21世紀の日本と世界で活躍する女性を育てます。
学校法人 昭和女子大学理事長・総長
坂東 眞理子
女性が長い人生をどのように生きていくか、総合的に考えるのがキャリア教育です。女性が職場で成功していくにはどのような戦略が必要か、家庭との両立をどう実現するか、知識とスキルに加えてキャリアビジョンが必要です。AIが現在の仕事の半分を代替する時代に、人間に期待される能力は共感力や発想力など非認知能力です。朋友班活動、学寮研修、昭和祭などさまざまなプログラムがありますが、それらを 通して非認知能力を身につけます。言われたことを言われたままにするだけでなく、 自分で考え自分で選択し、仲間と協力し最後までやり抜く力を身につけます。
グローバル教育は、女性が社会に出ていくときの有力な武器になります。いや おうなく進む経済、文化、金融、情報、科学など、あらゆる分野でグローバル人材へのニーズは高まるばかりです。昭和ボストンへは全員が留学しますが、そのほかにも英国短期留学、選択制国内外研修旅行などの機会があり、AFSの留学生には毎年選ばれて参加しています。2014年度にはスーパーグローバルハイスクール*にも選ばれました。さらに2016年度からグローバル留学コースも新たにスタートし、 このコースの生徒は全員海外に約1年留学します。世田谷キャンパスではブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和が英国のカリキュラムに沿った教育を行っていますが、生徒同士の交流に加え、教員が教えに来てくれる科目もあります。本気でグローバル人材を目指すなら、五修生制度を利用して昭和女子大学に進学し、ダブルディグリー・プログラムを選ぶことをお勧めします。昭和女子大学と外国の大学の両方の卒業資格が取れる制度です(2019年3月には上海交通大学とのダブルディグリーで2期生12名が卒業しました)。
2018年度からスーパーサイエンスコースもスタートしました。このコースからぜひ医学部、薬学部、理工学部など、理系学部に進学してほしいと期待しています。
昭和中学校・高等学校で学んだ生徒が、広い視野と高い識見をもって自分の才 能を花開かせ社会に貢献できるよう、教職員一同全力を尽くします。
*スーパーグローバルハイスクール(SGH):「将来、国際的に活躍するグローバル・リーダーを高等学校段階から育成すること」を目的に、文部科学省が進める事業。本校は初年度(2014年度)に指定された。指定期間は5年。
校長のご挨拶
女性活躍の時代
切磋琢磨して成長を
昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校 校長
真下峯子
切磋琢磨して成長を
昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校 校長
真下峯子
そんな時代に主役として生きていくのは、どんな力を身につけた女性でしょうか。種々の情報を集め、冷静に整理・分析・理解し、考え、判断し、行動できる力を持った自立した女性。課題を見つけて、周りの人々と協力して解決していく力を持った人だと言えます。
学父人見圓吉先生が日本女子高等学院開講の日に示された建学の理念は、まさに女性が「世の光」として、自らの能力を存分に発揮して活躍する、そんな願いが込められています。
知的好奇心を持ち、様々なことに意欲的に率先して取り組み、「一生学び続ける人になるための土台」を作りあげる。自立した女性へ成長するために、昭和中学校高等学校での学校生活の中で、身に付けるべき一番重要なことです。
昭和のカリキュラム“SHOWA NEXT”は、新しい社会を見据えて特色ある3コースを設置しています。どのコースも特色を持ちながら基礎的な学力はもとより思考力、判断力、表現力、実践力、国際性を身につけるように構成しています。それらは情報通信技術(ICT)やアクティブラーニングを活用しながら「主体的で対話的な、深い学び」につなげています。
昭和ボストンでのザ・ボストン・ミッション、国内学園施設での宿泊研修など学びの場は国内外に拡がり、幅広い文化背景を持つ多様な年代の人々との豊かなコミュニケーションを通して、他者を尊重し、自立して一生学び続ける女性への成長を促します。
さらに、昭和女子大学の上海交通大学、ソウル女子大学校、ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)とのダブルディグリー・プログラム、高校時代から大学で学ぶ五修生制度も用意されています。
今こそ、女性活躍の時代。あなたの持つ能力をさらに伸ばし、あなたとは違う能力・考え方を持つ友人たちをリスペクトしながら切磋琢磨して成長しましょう。挑戦し、誰もが驚く聡明で素敵な女性になって欲しいと思います。そう、あなたならきっとできますよ。