サイエンスアゴラ2026に出展しました!

理工チャレンジ
9月12日(土)・13日(日)、お台場・テレコムセンタービルを中心に開催された「サイエンスアゴラ2026」に、本校の生徒たちが出展しました。
 
サイエンスアゴラは、科学技術振興機構(JST)が主催する、科学と社会をつなぐ国内最大級のイベントです。研究者や大学、企業、学校など多様な人々が集まり、展示や体験、対話を通して科学の面白さや社会とのつながりを伝えます。
今回、本校からは、生徒たちが主体となって二つの企画に取り組みました。

一つは、サイエンスコミュニケーションプロジェクト(SCP)による「恐竜の魅力発掘研究所!!」です。
ブースでは、「恐竜おみくじ」「恐竜クイズ」「恐竜パズル」「恐竜カードゲーム」「恐竜チャーム発掘体験」など、子どもから大人まで楽しみながら恐竜について学べるさまざまな企画を実施しました。  
特に、3Dプリンターで製作したティラノサウルスのパズルや、生徒自身が問題を考えた恐竜クイズ、アクリルチャームを掘り出す発掘体験などは、多くの来場者に楽しんでいただきました。また、夏季休暇中に福井県で行った研修旅行で、生徒たちが実際に発掘した岩石も展示。来場者に手に取っていただきながら、岩石のどこに化石が含まれているのかを一緒に探しました。
これらの企画は、生徒たち自身がアイデアを出し、準備・制作を行ったものです。当日も、単に体験してもらうだけではなく、恐竜の特徴や体の構造、化石について来場者に説明し、「もっと恐竜について知ってみたい」と思っていただけるようなコミュニケーションを目指しました。
 
生徒からは、
「自分たちが作ったクイズやパズルを実際に多くの方に楽しんでもらえたことがうれしかった」
「年齢によって伝わる言葉が違うことに気づき、もっと分かりやすく説明できるようになりたいと思った」
「福井での研修で学んだことを来場者に伝えることで、学びをアウトプットできている実感があった」
「初日はうまくいかなかったことを、2日目には改善することができた」
といった声が聞かれました。

もう一つの企画は、サイエンスコースの生徒による「目指せ免疫マスター! 高校生考案カードゲーム体験会」です。
授業で学んだ免疫の仕組みをもとに、生徒たち自身が考案・制作したカードゲームを使って、小中学生を中心とした来場者に免疫の仕組みを紹介しました。「難しい生物学の内容を、どうすれば遊びながら理解してもらえるか」を考えながらゲームとして形にした取り組みです。カードゲームの製作には中学1年生、3年生からも有志を募り、試行錯誤を繰り返しながら多くの人に楽しみながら免疫を学べるカードゲームを目指しました。
幅広い年齢層、知識層の方に楽しんでいただけるよう、初級・中級・上級と作成し、お客様の中にはすべてのレベルのゲームを遊んでくれる方も多くいらっしゃいました。
親子対戦で盛り上がったり、ゲーム終了後にカードを並べて免疫の流れを再確認する高校生の姿などがあり、「学びを遊ぶ」企画ができたのではないかと思います。
 
生徒からは
「準備や制作の段階では大変なこともたくさんあったけど、当日は小学生から大人まで本当にたくさんの方がブースに来てくれて一緒にゲームを楽しむことができた。」
「免疫の仕組みを簡単につたえるための劇を作って披露したり、小さなお子さんにも分かりやすく説明したりと、それぞれの得意分野を活かして活躍できた。」
「体験してくださった方から 『面白くて作り込まれている』 『家でもやりたい!持ち帰りたい!』といった嬉しい声を直接聞けて、大きな達成感を感じた。」
「自分たちの活動を通して免疫に興味を持ってもらえたことが嬉しかった。今回の経験やいただいたフィードバックを活かして、昭和祭に向けてカードゲームをさらに改良させていきたい!」
といった声が聞かれました。
 
今回のサイエンスアゴラへの参加で、生徒たちは科学の知識を「学ぶ側」から、科学の面白さを「伝える側」へと立場を広げました。
自分たちが学んできたことをもとに企画をつくり、それを初めて会うさまざまな年代の方に伝える。その中で、説明がうまく伝わらなければ方法を変え、来場者の反応から新たな問いや課題を見つけていく――。教室の中だけでは得ることのできない、多くの学びがありました。
 
また、準備から当日の運営まで、生徒同士が役割を見つけ、学年を越えて協力する姿も随所に見られました。生徒の振り返りには、「先輩との仲が深まった」「多くの初対面の方と接することで社会経験にもなった」「今回見つけた改善点を次の活動に生かしたい」といった言葉もありました。
 
「好き」「面白い」「もっと知りたい」という思いから始まった探究を、自分たちだけの学びで終わらせず、社会に向けて発信する。今回のサイエンスアゴラは、生徒たちにとって、科学を通して人とつながり、自らの学びをさらに深める貴重な機会となりました。
 
ご来場いただいた皆さま、そして生徒たちの活動を支えてくださった皆さま、ありがとうございました。

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