昭和医科大との高大連携プログラム(スーパーサイエンスコース中学3年生、高校1年生)

イベント
スーパーサイエンスコースの3年生、4年生を対象に、昭和医科大学の先生方に実験授業をしていただきました。
■ 3年生 「薬が効くプロセス」
 口から入った薬は胃や小腸を通り、小腸の毛細血管から血液中へ吸収されます。その後、血液によって全身に運ばれ、肝臓で分解・変化し、最終的には腎臓などを通して体外へ排泄されます。この一連の流れを通して、薬の効き方が決まることを学びました。 座学のあとの実験では、水とオレンジジュースに薬を入れて溶け方を比較し、飲み物の違いが薬の働きに影響することや、胃や腸の環境を再現することで、場所によって薬の溶け方が変わることを確かめました。これらの実験から、薬は水で飲むことが推奨される理由を科学的に理解することができました。 最後には服薬指導のロールプレイを通して、患者に分かりやすく説明する大切さも学び、薬の科学的な仕組みだけでなく、医療現場での配慮やコミュニケーションの重要性についても理解を深めました。

■ 4年生 「自然の薬を『化学』で調べてみよう」 
 天然のものである生薬を「薬」として用いるには、純度や品質の確保が必要で、その薬としての効能を担保するために「化学」を用いています。4年生の実験では、生薬に由来する見た目がそっくりな未知の検体を、化学的な手法を用いて区別することにチャレンジしました。 まずは、確認のための実験を通して、各検体の鑑定方法を身につけた後、各自が割り当てられた未知の検体の鑑定を行いました。授業で学んだ酸化還元反応をもとにした鑑定方法など、化学の知識を実際の分析に活かす体験を通して、薬学の奥深さを実感するとともに、高校で学ぶ基礎化学の重要性にも気付くことができました。
 
 3年生、4年生ともに授業後には、昭和医科大学薬学部の5年生の皆さんとの座談会も行われ、大学での学びや高校生のうちに身につけておくべきことなど、進路についての具体的な話を伺いました。薬学だけでなく、将来について考える貴重な時間となりました。座談会が終わって解散した後も残って学生の皆さんに熱心に質問をしている生徒もいました。  先生方の温かく分かりやすい授業、学生の皆さんの丁寧なサポートにより、終始和やかな雰囲気の中で学ぶことができ、生徒たちにとって貴重な時間となりました。

①3年(昭和生名前消し希望)
②3年(昭和生名前消し希望)
③4年(大学生名前消し希望)
④4年生
⑤4年生