「第76回高円宮杯中学英語弁論大会」 ~全国大会決勝出場をふりかえって~
他流試合
グローバル留学コースの中学3年生M.K.さん(*SDMs所属)が、「高円宮杯・第76回全日本中学校英語弁論大会」にて、昨年11月末に全国大会決勝に出場し、見事なスピーチを披露しました。決勝には、全国2500校を超える学校から、2つの予選を勝ち抜いた27校の代表が集いました。本校の代表生徒は、入賞者7位までには入らなかったものの、12月末に届いた「審査表」によると、一部の審査員の方からは高評価をいただき、総合点では平均を上回る結果となりました。
本校では、高円宮杯参加希望者の校内予選会を5~6月に実施し、そこから、11月の決勝までは半年以上の長い道のりでした。英語科では、夏休みに「英語弁論探求」という特別講座を開設し、M.K.さんも含めて受講者全員で「優れた弁論とは」というテーマで考える機会も持ちました。M.K.さんは大会直前まで、一語でもベターな言葉を探し、表現を磨き、間合いを工夫し、「より良いスピーチを求めて」可能性に賭けようという姿勢で挑戦を続けました。その結果、激戦の東京都予選大会を勝ち抜き、関東大会でもトップ6人の1人に選ばれ、栄えある決勝大会に進むことができました。
こうした成果を称えて、真下校長先生が表彰して下さいました。
以下は、M.K.さんが経験全体を振り返って寄せてくれた感想です。
「私の今回の弁論のテーマは、「The Power of Your Greeting(挨拶が持つ力)」でした。調査によると、今の日本では、人々のつながりが薄れ幸福度が減少していると言われていますが、私たちの「幸せ」は、「挨拶」など日常の人との小さなつながりを大切にすることから生み出されるのではないかと考え、心理学の学説や「挨拶の実験」も踏まえて、古くから日本人が感じてきた自然、社会、歴史、人々とのつながりについて今一度見直す重要性について、訴えました。
原稿を繰り返し推敲し、考え、練習を積み重ね、高円宮杯を通して、努力することの大切さとスピーチをすることの楽しさを学ぶことが出来ました。そして、大会と同時開催された宿泊型の「中学生会議」にも参加し、全国の中学生と交流する機会を持ち、素晴らしい経験が出来ました。今後も様々な事に挑戦していきたいです。」
今、中高部では、秋の弁論大会の季節が終わり、新たに4人の生徒たちが、2月15日に開催される「第74回八支部スピーチ・コンテスト」に向けて、レシテーションとスピーチを準備している最中です。生徒たちの挑戦は続きます。
※SDMsは「Speech, Debate, and the Model United Nations Society」の略称。スピーチや模擬国連、SDGs達成に向けたユネスコスクール活動を行う有志の会。メンバーは高校生の英語弁論大会で優勝するなど、様々な大会で活躍している。
本校では、高円宮杯参加希望者の校内予選会を5~6月に実施し、そこから、11月の決勝までは半年以上の長い道のりでした。英語科では、夏休みに「英語弁論探求」という特別講座を開設し、M.K.さんも含めて受講者全員で「優れた弁論とは」というテーマで考える機会も持ちました。M.K.さんは大会直前まで、一語でもベターな言葉を探し、表現を磨き、間合いを工夫し、「より良いスピーチを求めて」可能性に賭けようという姿勢で挑戦を続けました。その結果、激戦の東京都予選大会を勝ち抜き、関東大会でもトップ6人の1人に選ばれ、栄えある決勝大会に進むことができました。
こうした成果を称えて、真下校長先生が表彰して下さいました。
以下は、M.K.さんが経験全体を振り返って寄せてくれた感想です。
「私の今回の弁論のテーマは、「The Power of Your Greeting(挨拶が持つ力)」でした。調査によると、今の日本では、人々のつながりが薄れ幸福度が減少していると言われていますが、私たちの「幸せ」は、「挨拶」など日常の人との小さなつながりを大切にすることから生み出されるのではないかと考え、心理学の学説や「挨拶の実験」も踏まえて、古くから日本人が感じてきた自然、社会、歴史、人々とのつながりについて今一度見直す重要性について、訴えました。
原稿を繰り返し推敲し、考え、練習を積み重ね、高円宮杯を通して、努力することの大切さとスピーチをすることの楽しさを学ぶことが出来ました。そして、大会と同時開催された宿泊型の「中学生会議」にも参加し、全国の中学生と交流する機会を持ち、素晴らしい経験が出来ました。今後も様々な事に挑戦していきたいです。」
今、中高部では、秋の弁論大会の季節が終わり、新たに4人の生徒たちが、2月15日に開催される「第74回八支部スピーチ・コンテスト」に向けて、レシテーションとスピーチを準備している最中です。生徒たちの挑戦は続きます。
※SDMsは「Speech, Debate, and the Model United Nations Society」の略称。スピーチや模擬国連、SDGs達成に向けたユネスコスクール活動を行う有志の会。メンバーは高校生の英語弁論大会で優勝するなど、様々な大会で活躍している。



