金融経済教育（4年生　家庭基礎）

1月の4年生(高校1年生)家庭基礎の授業内で、J-FLEC（金融経済教育機構）の樋口様を講師にお招きして出張授業を行いました。
テーマは「大人になる前に知っておきたいお金の話」。

成人年齢が18歳に引き下げられたことによってどのように変わったのか。や金融リテラシー（お金に関する知識や判断力）を身につけることの大切さなどをお話しいただき、高校生で金融経済教育を学ぶ必要性を生徒たちに伝えてくださいました。
そして、家計管理や生活設計、資産形成など具体的なお金の使い方や運用の仕方など幅広くお話しいただき、生徒たちは先のことと思っていたお金の話を自分事として捉え、今から学ぶことの必要性を感じていました。

授業に参加した生徒から以下のような感想がありました。
「大学生になってアルバイトを始めたり、社会人になって働くようになると今よりは多くのお金が手に入るため、家計管理をしっかりしていく必要があることを再認識させられた。あと約2年で自分でお金を稼ぐということができるようになるため、大学生からとは言わず、今から少しずつお金に興味を持っていきたいと思った。」

「金融という分野にあまり触れたことがなく、様々な種類がある事に驚き、それぞれ利用目的によって使い分けなければならない難しさやどの様にしてリスクを抑えていくのか、今後更に重要になっていく分野のため学ばなければいけないと感じた。また、NISAについて近年とても聞くことが多くなっているが、やはり難しく今の自分では理解できていない部分もあるため、自分の時間を味方につけて今後も学び活用できるようになりたいと思った。」

「『分散投資』という言葉が一番印象に残っている。卵の例で説明していただけたことがとても分かりやすかった。あたらめて考えてみると、私の家族も複数に投資をしていたなと思ったので、その意味が今回の講義で学べてよかった。将来私も株を買ったり投資をしてみたいと興味が深まった。」

「私は以前からNISAをはじめとした投資に興味を持っていて、株式投資や債券投資、NISAについてのお話を興味を持って聞くことができた。私は今まで、債券という投資方法を知らなかったので今回満期時には全額が返ってくるということを聞いて非常に驚いた。また、投資にはリスクを減らす工夫が存在することも知り、自分が実際に大人になって投資をするときに気を付けてみようと思った。」

「投資について、それぞれの金融商品のリスク・リターンや、リスクを減らすコツについて考えたことがなかったので、「分散、積立、長期」が重要であることが勉強になった。また、早めに計画を立てておくことで、長期的な投資ができたり、お金の使い過ぎを避けられたりするため、ライフプランニングを積極的に行っていきたいと思った。」