SDMs活動報告(模擬国連活動) ~9月 世田谷学園との「第2回合同模擬国連会議」を開催・12月「クリスマス会議」(水問題)~

イベント
 本校では、2023年度から模擬国連活動が再び盛んになっています。
コロナ禍では、模擬国連は対面会議ができず、オンラインになりましたが、その後、対面会議が復活すると、中高部の参加希望者も徐々に増えて行きました。その活動を担っているのは「SDMs」という有志の会ですが、今年度になって、「SDMs」内に模擬国連に特化したグループを高校一年生が立ち上げました。
 
 その立ち上げを記念して、昨年9月に「第一回・昭和×世田谷学園・模擬国連初心者会議」を昭和にて開催しました。議題は教育問題。議長団3人は昭和の生徒が務め、会議の運営全般を生徒が担いました。昭和からは、高校1年生を中心に計40人が参加。中学1年生も3人が見学とお手伝いで参加しました。初めての世田谷学園さんとの合同会議でしたが、議長団が活躍し、大成功のうちに終わりました。最優秀大使賞は、昭和の高校1年生(オランダ大使)が受賞しました。
 
 そして、12月22日には、アフリカの水問題を議題に、第2回目の両校の合同会議を開催しました。会場は世田谷学園。
世界の水不足はきわめて深刻な問題です。安全な水が手に入らない人々は世界で22億人にのぼるとされています。生徒たちはアフリカ諸国の大使としてこの問題の実態に迫り、解決法について話し合いました。今回は、両校の2回目の合同会議ということもあり、「クリスマス会議」として、昼休みには両校で「お菓子交換」を実施。昭和からは34人以上、両校から集まった約60人の生徒たちにとっては、これがアイスブレーキングとなり、楽しげな交流が進みました。今回の議長団は、昭和から議長と書記官が計3人、世田谷学園からは副議長が1人という合同議長団を形成しました。この「合同議長団」という運営方法には、新たなチャレンジや課題も見えてきました。今後、さらに両校で密接に連携して、この合同会議を初心者の生徒たちのために発展させていきたいと考えています。
 
 初参加の中学2年生は、「楽しかった。また世田谷学園との合同会議にはぜひ参加したい」と口をそろえて語ってくれました。地球規模の様々な問題に目を向け、各国大使として他校の生徒たちと解決策を議論し、交渉し、成果文書を作る模擬国連会議。
本校の多くの生徒たちがこの活動を体験できるよう、今後も生徒たちの活動を後押ししてまいります。

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