オペレーショングリーン参加生徒が取材を受けました

お知らせ
 昨年11月と12月に、学校サステナブル化プロジェクトOperation Green(以下OG)に取り組んでいる有志生徒数人と担当教員が、プログラムの開発元である Earth Company から取材を受けました。
取材を通し、OG活動に関心をもったきっかけや、この活動に懸ける生徒たちの熱い想いや活動が自身にもたらした影響などの話を聞くことができました。

●もともと環境問題に強い関心があり、中3の冬休みには徳島県上勝町にある「ゼロウェィストセンター」に見学に行った。タイミングよく、ちょうどそのあと高1の春に、 校内でOGプロジェクトのメンバー募集があり、迷わず応募した。高2で代表を務め、学校全体の環境負荷を下げるためのさまざまな活動を企画・実践していく過程で、サステナビリティについてより深く学びたいという思いが強まり、大学受験の志望先としてそうしたことを学べる学部学科を選ぶに至った。(高3I.G.さん)

●OGは昨年度代表団に加わり副代表を務めた。OG活動に限らず、高校では文化祭の実行委員などにも挑戦し、忙しく充実した生活を送った。お昼を食べながらミーティングというのが普通になっていた。中学の頃の自分から見ると、全校の前で様々な発表したり働きかけたりという姿は想像がつかなかったが、その過程で大いに成長することができた。OGとしては「ウォーター・クーラー」を導入できたことが大きい。実際にアクションを取ることで変えていくことができることを実感した。この活動が全校生徒一人ひとりの意識に届き行動が変わっていくように、OGの後輩たちにさらに育てていって欲しい。(高3 R.O.さん)

●当初はOG活動の中で個人としては具体的なアクションをなかなか取れずにいたが、高1になりWaste(廃棄物)グループのチームリーダーを任されたことで、俄然パワーが 自分に降りてきた瞬間があり、気づいたら授業など普段の学校生活の場面において、どんどん人前に出て積極的に発言をしている自分がいて、自分自身驚いている。将来社会人になったときにもきっとOGで経験した苦労や、OGを通して身についた自信は役立つと思う。(高1S.K.さん)

●小学生のときにカナダで見た氷河の融解問題が、環境問題に関心を持つようになったきっかけだ。しかしこの問題は巨大過ぎて、個人は無力と感じていた。そんな中、OG活動と出会い、この活動なら学校という一番身近なコミュニティの中で、個人である自分にも行動に移せることがあるとわかった。先生からの助言や後押しもあり、紙分別の徹底を目指す「リサイクルアドバイザー制度」をみずから企画した。自分たちが卒業した後にも引き継げるサステナブルな仕組みづくりを目指した。(中3M.Y.さん)

●一人ひとりの小さな活動が大きな変化に繋がるということを、OG活動を通して体感することができた。「自分がやろう」(個人の行動変容)から、「みんなでやろう」(集団の行動変容)へと、大きく意識が変わっていった。(中3S.M.さん)
 近日中に、Earth CompanyのWebサイト上で、本校のOperation Green 活動が紹介される予定です。
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