生物野外実習(高校1年生の生物基礎)

イベント
高校1年生の生物基礎の授業で、学校から徒歩10分ほどの世田谷公園での野外実習を実施しました。
生物基礎では、生態系に関する単元で植生の遷移やバイオームについて学習しており、学習内容に関連する様々な樹木を観察しました。
生徒たちはスダジイ、タブノキ、シラカシなどの照葉樹や、ケヤキ、トウカエデなどの夏緑樹の葉の比較を行ったり、自然観察から疑問に思ったことをまとめて自分なりに考察したりし、充実した野外実習となりました。

参加した生徒の感想を紹介します。
●陰樹の木の下が想像以上に暗く驚きました。
●今まであまり細かくはみていなかった木のそれぞれに特徴があること、長年の独自の進化によってこのような違いが生まれたことを実感できました。それぞれの木の特徴全てに意味があると思いながら観察をしてみると、植物の奥深さを知ることができてとても面白かったです。
●一つの公園だけでもたくさんの種類の植物があって面白かったです。木によって葉のつき方や葉の作りが異なることがよくわかりました。
●沖縄研修旅行でのフィールドワークで、陰樹や陽樹の特徴などを学んでいたのでとても理解がしやすかったです。また、都内にある身近な公園でも様々な階層の木々が共生しているということに驚きました。今回の授業で自分の周りにも多くの自然環境が共存しているということを知ったので家の周りを散歩する際などに、木々に注目して散策してみたいと思います。
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