林間学寮（中学3年）４日目（最終日）

早いもので林間学寮も最終日を迎えました。
６時の起床放送の後には、急激に寮全体が活気づきます。
起床後に身支度を整え、自身の寝具の片付けや荷物整理に加えて、学寮生活が快適・円滑に運営できるように多くの生徒が係（寝具係、食事係、食事司会・お話担当、閉寮式指揮者・伴奏者）の仕事に励んでいます。他にも間食や飲料配付の準備、食堂入場の呼びかけの仕事など、忙しく働いていました。係以外の生徒も居室で係で不在の生徒の片付けや分担を引き受けるなど、自然に声をかけ合って行動できるようになってきました。

大掃除は「来たときよりも美しく」を目標に全館を隅々まで掃除しました。
普段の教室や家庭での掃除では経験しないところを協力して行い、効率良くきれいにする工夫を編み出したグループもありました。また、カーテンをタッセルで束ねる・布団を畳んで輪を揃える・床の隅に溜まった髪の毛を掃除する、など普段は中々気がつかない留意点についても学ぶことができました。

閉寮式ではお世話になった学寮の先生方へ感謝の言葉をお伝えしました。学年主任からは、今回の学寮生活においてできるようになったことも注意を受けたことも全て今後の生活のなかで前向きに活かしていくこと、また新たな高みを目指して励んで秋の古都研修につなげていくことなどのメッセージ・アドバイスがありました。
昼食後にはバスに乗って学校に向けて出発しました。車内では担任教員と一緒にこの３泊4日の学寮研修の振り返りを行いました。各委員・係を中心に反省・感想等を発表しましたが、初日の「灯の集い」で表明した決意から一歩進んだ、４日間の実感を伴った言葉にあふれていました。また来週から決意新たに励んでいきます。