英語弁論:チャーチル杯全国大会、5位入賞 ~高校2年グローバル留学コースの生徒2人が出場:人と自然のつながりの重要性を訴えて~
他流試合
12月11日、高校生の英語スピーチの全国大会として最も歴史のある「チャーチル杯争奪全日本高等学校生英語弁論大会」は第72回目の大会が今秋は青山学院大学を会場にして開催されました。東日本大会と西日本大会で入賞した6人ずつ、計12人が登壇し、本校からは東日本大会で3位と4位に入賞した本校の高校2年生が本選に出場しました。同じ高校から二人の生徒が本選に出場したのは、東日本からは本校1校、西日本からも1校のみ。この点において、生徒たちの活躍がうかがえます。この大会は、スピーチのみならず、審査員と英語での3分間「質疑応答」がありこの部分も審査の対象となります。ということで、覚えたスピーチ内容を豊かに披露するだけではなく、審査員の質問にクイックレスポンスしながら、さらに自分の主張を深めて議論できる、高度な力が要求されているのです。日常的に日本語でも、英語でも「建設的に議論する力」を養っておく必要があります。N.T.さんは、すがすがしい表情で、以下のように語ってくれました。「西日本の生徒のスピーチに圧倒された大会となりましたが、怯まずに堂々と弁論したことで、全国5位、東日本1位に輝くことができ、大変光栄に思います。質疑応答では、厳しい質問が投げかけられましたが、臆せずに答えることができました。この大会では、原稿に推敲を重ねて、主張のより明確なスピーチを作ることができたと思っています。今回のテーマでスピーチを始めた高校1年時から、身の回りにあるものに常に疑問を持ち、物事の裏にあるのは何なのか、考えるようになりました。経験を重ねることで、今ではスピーチは自分の趣味の一つとなりました。今後も大会が控えておりますため、本大会での反省点を活かしつつも堂々と弁論することができたらと思います」。もう一人の本選参加者、R.K.さんも、カナダ長期留学を経て、議論する英語力に磨きをかけてきました。その力を存分に発揮し、10倍以上の関門を突破し、全国大会でも、堂々と弁論し、質疑応答にもよどみなく、力強い英語で答えました。過日、校長先生から賞状を授与していただき「英語で自分の主張を整理し、質疑応答に応えていく力が評価されたことは、本当によろこばしい。これから社会で必要になっていく力はまさにそうした力ですので、その力を身につけてきたこと、本当におめでとう。これからもますます精進して、成長していってください。」と二人を大いに励まてくださいました。
(二人のスピーチの要旨)
N.T.さん (大会パンフレットより)
タイトル: Re-member Mother Nature: ~For Our Wellbeing~すべての命は繋がりあっている。しかし、私達はこのことを忘れてしまったかのように振る舞う。屋久島でウミガメが出産時に涙を流す姿を間近で見た。あたかもプラスチックで傷つけられた海の生き物の惨状に怒りの涙を流しているかのように。Re-member。思い出すとは、「再び帰属する」が語源。人間が自然とのつながりの体感を取り戻すことこそが、私たちが環境危機に立ち向かっていく際に、誰しもに必要な意識の変容の鍵を握っているのではないだろうか。
R.K.さん(大会パンフレットより)
タイトル: The Power of Praise: How One Simple Compliment Can Change the World皆さんは「褒めること」や「褒められること」を意識して過ごしていますか。人の良い面に目を向けて積極的に言葉で伝える、褒められたら素直に「ありがとう」と応える社会になって欲しい。今すぐ伝えられる皆さんの一言で、あなた自身も、褒められる人も幸福感に包まれる社会を目指しましょう。二人は、この大会の1週間後に、上智大学主催のジョンニッセル杯の全国大会にも選抜され、この大会ではR.K.さんが入賞を果たしました。活躍の様子は、別の記事で紹介します。こうした二人に、後輩生徒が続くことができるよう、次の大会に向けて英語科の担当の教員が指導を始めていいます。
(二人のスピーチの要旨)
N.T.さん (大会パンフレットより)
タイトル: Re-member Mother Nature: ~For Our Wellbeing~すべての命は繋がりあっている。しかし、私達はこのことを忘れてしまったかのように振る舞う。屋久島でウミガメが出産時に涙を流す姿を間近で見た。あたかもプラスチックで傷つけられた海の生き物の惨状に怒りの涙を流しているかのように。Re-member。思い出すとは、「再び帰属する」が語源。人間が自然とのつながりの体感を取り戻すことこそが、私たちが環境危機に立ち向かっていく際に、誰しもに必要な意識の変容の鍵を握っているのではないだろうか。
R.K.さん(大会パンフレットより)
タイトル: The Power of Praise: How One Simple Compliment Can Change the World皆さんは「褒めること」や「褒められること」を意識して過ごしていますか。人の良い面に目を向けて積極的に言葉で伝える、褒められたら素直に「ありがとう」と応える社会になって欲しい。今すぐ伝えられる皆さんの一言で、あなた自身も、褒められる人も幸福感に包まれる社会を目指しましょう。二人は、この大会の1週間後に、上智大学主催のジョンニッセル杯の全国大会にも選抜され、この大会ではR.K.さんが入賞を果たしました。活躍の様子は、別の記事で紹介します。こうした二人に、後輩生徒が続くことができるよう、次の大会に向けて英語科の担当の教員が指導を始めていいます。




