総合的な探究の時間(グローバル留学コース 中学1年、高校2年)
お知らせ

1年間の総合的な探究の時間の集大成として、グローバル留学コースの生徒たちが発表や、ブリティッシュスクールイン東京(以下BST)との交流をしました。
【中学1年生】
4月より総合的な探究の時間を「国際教養」を養うことを目的に、SDGs17項目の中から、より力を入れて解決に取り組みたいと思う項目と国際問題を絡めて個人研究を進めてきました。研究課題は環境問題、ジェンダー平等、人種差別、貧困、教育、医療など一人ひとりが独自の視点で課題を見つけており、多岐に渡っています。
研究課題の設定後、夏休みには文献研究に力を入れ、その後冬休みにかけて論文にまとめ、
その集大成として、二日間に渡る発表で、類似するテーマごとに個人研究発表を行いました。




そのテーマを選択した生徒たちがディスカッションのファシリテーターとなり、クラスのディスカッションを進めていきました。教員の手を借りることなく、積極的で活発なディスカッションを進め、生徒たちの自立した姿を見ることができました。
どの生徒も互いの研究発表を集中して聞き、必死にメモを取ったり、それぞれの問題解決のために、自分たちできることは何かを考えたりしている様子でした。
最後のまとめとして「現在向き合わなければならない問題は多くあり、一見つながっていないように見えて、つながっているのだ」ということを学ぶことができたようです。
そして”Make a difference (小さな一つの行動が大きな変化への第一歩)”を合言葉に今後も国際問題と向き合い、日本人として、一人の人間としてできることを進めていきます。




・世界には様々な社会問題があり、それを解決するために動いている人がいたり、実際に苦しんでいる人がいるという現状を実感した。
・全体的には差別についてを調べている人が多く、それの原因は環境以外にも自分自身の偏見から来ているので、解決するためには自分の考えから変えていかなければいけないことに気がついた。他の分野でも、国や世界の対策を待つのではなく、気づいた今から自分が動き始めるべきだと思った。
・自分が調べたこととは全く違う分野がほとんどでとても聞いていて面白かったです。特にジェンダー平等の話題では、調べている人数が多い分、色々な視点からの研究発表が聞けて、自分もたくさんある差別に加担しないのはもちろん、もししている人がいたら注意してみたり声をかけてみたりする勇気を持とうと思いました。
・相手に質問をしたり、クイズを使うと、内容が入りやすくて、良い方法だと思いました。一括に、差別や貧困に分けてまとまりで発表をしていましたが、どれも他のテーマに関わることが多くて、どの問題も繋がっているし、切り離せないものなのだと学びました。
【高校2年生】
グローバル留学コース5年生では、総合探究クラス発表の2日目に経済の授業をBSTで受講しました。
今回のテーマは「Inflation and the cost of living crisis (インフレと生活費危機)」。
BSTで経済の授業をご担当されている先生に授業をしていただきました。
なお、G探究の学びの切り口としているSDGs 17 Goalsからは、関連する項目として「1 貧困をなくそう」「3 すべての人に健康と福祉を」「8 働きがいも経済成長も」「11 住み続けられるまちづくりを」をあげています。
受講後、生徒からは、
・経済と聞くといつも自分でハードルを上げてしまっていた。しかし、先生の授業はわかりやすく段階を踏んだ授業だったため、経済への苦手意識を取り除き、取り組むことができた。わからない問題は友達と協力し合いながら解き、経済へ興味を持つきっかけとなる良い機会となった。
・経済は様々なニュースや事柄に繋がっているのだと改めて感じました。
・普段の授業では知ることの出来ない深い経済の内容を学ぶことができた。これからは積極的にニュースを見てもっと政治や経済について学びたいと思った。
・私はもともと大学で経済学や経営学を学びたいと思っていたので、今日の授業を通してより一層興味が深まりました。学んだことのない分野を英語で知る機会が与えられてとても意欲的に参加することができました。
・経済に関しての知識はほぼ0に近く、更にその内容を英語で行うのは理解できるかとても不安でしたが、先生の説明がとても分かりやすく、最初は簡単な内容から始められていたので楽しんで参加することができました。日本では日々物価が上がっていて不便だなと思うことが多いですが、イギリスではガス代など以前の倍の量を払わなければいけないと聞き、また、学校の先生や医者などなくてはならない職業の人がストライキを起こしているという現実に驚き、日本はまだインフレの始まりの方だということが恐ろしく思えました。
という感想が寄せられました。
普段の英語の授業で鍛えてきたリスニング力を発揮しつつも、滞りなく話される英語の講義に必死についていく様子でした。
日本と世界の経済についてさらに興味関心が高まるきっかけになったようです。
どのようなBST共同学習を行なっていきたいか、今後も生徒と一緒に企画して参ります。


