ブリティッシュ・スクールとShort Exchange Program

他流試合
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 先月6月は、ブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和(BST)と本校が初めて企画した「連携月間」でした。 6月7日から9日の3日間、ブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和から10年生の生徒8人が、本校4年生の7つのホームルーム・クラスに入って、共に過ごす体験をしました。
 各クラスのバディ(お世話係)が留学生を迎え、校舎を案内しながら、授業や課外活動でコミュニケーションを深め、この3日間でかけがえのない友情が育まれました。
バディ担当の4年生は以下のような感想を寄せています。
「『授業中にどうしても先生が何を言っているのかわからない』とBSTの生徒から言われ、私は授業内容を英語で伝えるということを初めて経験しました。小さな出来事かもしれませんが、英語を勉強している私にとっては大きな衝撃であり、またそれを伝えられたことにより自信も持てるようになりました。またBSTから留学生を迎えるのは私が昭和に入学して初めてのことでしたが、とても貴重な経験になりました。今後も、両校の交流の機会に積極的に参加していきたいです。」
BSTの生徒たちは、書道、俳句作り、ゆかた着付け、茶道、お琴、華道と、日本の伝統文化に親しむ時間を楽しみました。各教科の教員が、日本文化を知ってもらおうと、工夫を凝らしました。BSTの生徒たちの知的好奇心は高く、本校の生徒にとっても刺激になりました。
 
参加したBST生徒の感想です。
「インターナショナルスクール育ちで、日本型の学校生活に触れるチャンスが少なく、日本文化について知らない分野もあるので、とても勉強になりました。」
 
 交流の最終日、BSTジェームズ副校長からは、Exchange Programに関わった両校の生徒、および先生方に対して、
「あたたかなホスピタリティに感謝いたします」という嬉しいお言葉を頂きました。
コロナ感染状況により3年間のブランクを経て、今年、本プログラムを再開することができました。生徒たち同士のハートウォーミングな交流が持続可能なものになるよう、様々なコラボレーション企画を発展・深化させてまいります。
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