ブリティッシュ・スクールとの交流:一層、活発に ~ 読書会、 お茶会、授業交流、短期滞在等~
他流試合

本校は、国際教育活動の一環として、敷地内に隣接する英国インターナショナル・スクール「ブリティッシュ・スクール(BST)」との交流に力を入れています。昨年10月からは毎月、交流企画が実施されました。
10月:●「おにぎりアクション」両校合同ボランティア企画
- 「にほんごサロン」に中学生8人が参加
- 昭和祭コラボレーション(SDMsと合同発表会)
- 演劇の授業:ブリティッシュ・スクールの演劇教諭が昭和で授業を実施
- BST主催の国際イベント’Book Unrapped’ディスカッションを見学
- 「英語サロン」に中学生が参加
1月:●茶道部の茶話会 & ●合同セミナー企画のミーティング(SDMs)
2月:●グローバル・クラス中学生が交流予定
3月:●短期交換プログラム:高校生8人がBSTで3日間、授業に参加
- BST進路セミナーに希望生徒が参加予定
- BSTのWell-being担当教員が本校教員研修会で講演予定
◆10月から11月にかけて実施した「おにぎりアクション」は、両校では今年は2年目となる共同奉仕活動です。おにぎりの写真やイラストをHPやSNSに投稿すると、1枚100円の寄付となり、アジア・アフリカの子どもたちの給食になるという仕組みです。
ブリティッシュ・スクールでは、奉仕部門(Service Prefect)のリーダー生徒が、全校生徒におにぎりのイラスト用紙を配り、500枚以上のイラストが集まったとのことです。本校でも4万円相当の寄付ができました。また、世界全体では、35ヶ国で、27万以上の投稿があり、140万食分の給食になったそうです。11月の2日間、ブリティッシュ・スクールの生徒5人と昭和の生徒6人が、放課後に一緒に大きな「おにぎりポスター」を作る活動を行いました。英語と日本語が飛び交う中、和やかな交流の時間となりました。思いのこもったイラストに感動しながら、皆で一緒にポスターを作ることができ、心温まるひと時を過ごすことができました。
https://onigiri-action.com/
◆12月半ばには、日本語の本を読んで、交流する会を本校で開催しました。ブリティッシュ・スクールにはSakura Book Clubというグループが生まれ、日本語の小説を読んで交流しています。この読書クラブのメンバー約10人と昭和の生徒20人ほどが一堂に会して、小説「52ヘルツのクジラたち」を読んで、「問い」をシェアしました。そしてその「問い」について話し合い、グループごとに模造紙に言葉やイラストを書き込んでいきました。最後に、各グループで話し合ったことを全体に報告してもらいました。あっという間に時間となり、まだまだ話し足りない様子の参加者たちは、「また会おうね」と言って別れて行きました。
BSTのツイッターから:
The BST Sakura Book Club attended a super event, hosted by Showa High School. Students from Yr 7-Yr 13 joined together to discuss the book “52 Herutsu no Kujira tachi”. Thank you Showa High School & our brilliant Yr 12 book club leaders for organising!
https://twitter.com/BST_SecLibrary/status/1471637902966726656?cxt=HHwWgICpxYW4p-woAAAA
◆今年1月には、本校茶道部が主催で、BSTの日本語学習者のための茶話会を実施し、本校の生徒が日本文化を紹介する機会となりました。
2月にはグローバル・コースの中学生が授業でBST生徒と交流します。3月春休みには、高校1,2年生が8人、BSTに3日間滞在して、授業に参加します。
このように、今では毎月、複数のミーティングやイベントが両校で開かれるようになりました。昭和では、生徒の多様な価値観や学ぶ意欲を育くんでいけるよう、今後も、こうした交流や連携活動を進めていく予定です。





